平成27年度修了式

3月25日(金) 平成27年度の修了式が挙行されました。
修了証書授与の後、校長式辞、学年代表生徒の発表、校歌斉唱と厳粛な雰囲気の中で行われました。
校長式辞は、「ブーメランの法則」と「次の船出」の話。代表生徒からは、「私たちにはまだ伸びしろがある」、「今おかれている状況を見つめ、1年後には胸を張って卒業式を迎えたい」と、力強い発表がありました。
その後、安全担当からヘルメットの着用(春休み中は移行期間、4月8日以降は完全実施)と、春休み中の自転車置き場の変更について話があり、各部長にも徹底しました。
4月からの新しい行中の船出が楽しみです。
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 <修了式式辞(抜粋)>
 平成27年度修了式の日を迎えました。今、各学年の代表の人に修了証書を授与しました。1年生は中学校1年の課程、2年生は中学校2年生の課程を修了したという証の証書です
 1年の締めくくりに当たり、2つお話をします。1つ目は、「ブーメランの法則」という話です。 人は、「思い通りになること」もあれば「思い通りにならないこと」もあります。 私たちは、残念ながら、物心ついた時から「思い通りにならないこと」に出会い続けます。この「思い通りにならないこと」とは、結局は、自分自身の責任によることも多いかもしれませんが、多くの人はそのことに気づかず、周りの人や環境のせいにしてしまいがちです。「あいつのせいだ。親のせいだ」とか言ってしまうこともあります。大人でも自分がうまくいかないときは、「誰かのせい」とか「何かのせい」と考える人もいます。しかし、そうやって若い頃から正面から自分の責任や課題に向き合わずに過ごしてしまうと、人生のうちにはもっと大きな難題が目の前に立ちはだかることになります。
  「ブーメランの法則」とは、ブーメランは投げれば回転しながらまた自分の所に返ってきます。だから、「自分が投げかけたこと・やったことは、また再びその通りに自分に返ってくる」という法則を「ブーメランの法則」と呼んでいるのです。自分の課題に正面から向き合わなければ、次から次へと新たな課題が出てきます。これまで自分がやってきたことが、その成果として返ってきます。1年生・2年生も他人ごとではありません。今の努力や積み重ねが、その分だけ返ってくるのですから・・・。例えば、良いことをする、人に優しくする、人が喜ぶことをする。そうすれば、その良いことが自分に返ってきます。反対に、人の嫌がること、人が見ていないからといって良からぬことをすれば、悪いことが自分に返ってきます。実に不思議ですが、これが私たちの先輩が経験から編み出した人生の法則だそうです。日本のことわざでは、「因果応報」とも言います。
 それに関連してですが、先日リオ・オリンピックの女子マラソン最終選考会、名古屋ウィメンズマラソンが行われました。代表枠は3人、その内2人は事実上内定していました。残り枠は後1人、名古屋で日本人トップに入った選手がリオの代表となります。レースは田中智美選手が先行しましたが、小原怜選手が終盤に追いつき、すさまじいデッドヒートを繰り広げ、両者全く譲らずにスタジアムに入りました。そして最後の100m。田中選手がスパートをかけ、わずか1秒差で小原選手に競り勝ちました。42.195kmの最後の1秒です。勝負は非常です。田中選手は喜び、小原選手は崩れ落ちました。田中選手は「思い通り」になりました。小原選手は「思い通り」になりませんでした。敗れた小原選手にマイクが向けられました。「非常だな、そっとしておいてあげればいいのに」と思いました。その時、小原選手は、とっても悔しかったでしょうが、マイクに向かって気丈にも「私にはまだ1万メートルがあります。1万メートルでリオの切符をとります!」と言いました。人は良かったときよりもダメだったときにその人の真価が問われます。私はこの姿を見て感動しました。「思い通りにならなかった」その瞬間。小原選手は輝いて輝いて見えました。小原選手には1万mで是が非でもリオ・オリンピックにいってもらいたいと思います。
 2つ目は、「次の船出へ」という話です。 学校生活を船の航海に例えると今日は、去年の4月に船出をした船が1年間の航海を終えて目的地の港に到着する日です。この1年を振り返ると穏やかな日もありましたが、雨や嵐の日もありました。みなさんが一生懸命頑張ってきてくれたおかげで今日を迎えることが出来ました。 今日で一旦、船は港に入ります。春休みは一番短い休みですが、一番大切な休みです。ぜひとも、次の航海、すなわち来年度1年間の目標を考えてみてください。2年生は、4月からは最上級生として中学校最後の船出をします。1年生は後輩を迎えて中堅学年としての新たな航海が待っています。でも、やみくもに船出をするのは大変危険です。それはまた1年間の長い航海になるからです。長い航海をするには準備が必要です。目標という名の荷物を春休みの間に用意してください。スモールステップで頑張ること、各学期ごとにやり遂げること、1年間で達成すること・・・自分の中で目標を立ててください。「これまでどおり」でよかったこと、「これからどおり」で改善すべきこと。それを見極めて新しいステップに向かってください。 4月からは、1年間の新たな船出となりますが、共に頑張って素晴らしい行田中をつくっていきましょう。4月にまた元気な姿で登校してきてください。