本日から職員同士が互いに授業を参観し合って学び合う「相互授業参観」の期間が始まりました。個々の授業力向上、さらには生徒の学力向上を図るための取組です。本日は、国語、数学、音楽の授業を参観しました。
国語では、1年生の小説教材の1時間目で、本文を読んで初読の感想を書く時間でした。感想は各自がタブレットで入力し、それを送信した後、「テキストマイニング」で数多く書かれた言葉を確認することで小説の最高潮を見つけるという内容でした。多く書かれた言葉は大きく表示されるので、最高潮を見つけるきっかけになったと思います。
数学(少人数指導)では、1年生で「空間の体積」を求める内容の授業でした。液体の入った実物の模型を使って、円柱と円錐では液体の量がどれくらい違うのかを視覚的に示していました。生徒からはすぐに「3分の1!」と答えが返ってくるほど、一目瞭然で体積の差が分かりました。円錐の公式に1/3が入る理由がよく理解できたはずです。
音楽では、3年生による箏の演奏が行われていました。生徒たちが互いに教え合いながら少しずつ上達する様子がうかがえました。「かき爪」「割り爪」という演奏方法を学んでいましたが、なかなか難しそうでした。でも、音楽室内に響く箏の音色は、心地よかったです。