郷土を描く美術展・児童生徒美術展 中央展覧会

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埼玉県主催の「郷土を描く児童生徒美術展」には、県内各地から約46万点の応募があり、本校から出品した奥貫渚さんの作品『雨あがりのさんぽ』が、見事『県知事賞』に輝きました。奥貫さんの言葉です。「近所の路地裏に猫が通りかかりました。路地裏には猫だけが知っていて、人間が知らないような所がたくさんあるような気がします。」構図と色彩で路地裏と雨あがりの雰囲気がよく表れています。視点が大変におもしろい作品です。雨あがりに散歩しているのは、作者でしょうか?猫でしょうか?
埼玉県教育委員会主催の「埼玉県小・中学校児童生徒美術展」には、県内各地の優秀作品(約27,000点)の中から特に優れた作品(約200点)が選ばれ、県立近代美術館にて「中央展覧会」が開かれました。 本校からは2年生2名の作品が出品されました。いずれも大変力量のある素晴らしい作品です。
奥貫渚さんの作品は『じだい』。落ち着いた色使いで、見過ごしがちな世界に視点をおいて、不思議なおもしろさを引き出した作品です。壁のない家からは中の間取りも見えています。
齊藤さちさんの作品は『歩く少女』。夏の夕暮れでしょうか。水の上を歩いている少女。水彩絵の具の透明感を生かし、重力のない世界を描いています。