3月12日(月) 3年生の各クラスで校長先生による特別授業を行いました。内容は、「ハンドサイン」、「2頭のロバの物語」、「バター戦争」。社会科の応用授業です。
ハンドサインは、「男性専用車両はないが、女性専用車両はある」、「レディースデイはあってもよい」などの男女平等(不平等)について、グー、パーのハンドサインで意思を示してもらいました。2頭のロバの物語は、鎖につながれた腹ペコのロバがえさの草を見つけた後の話を絵で描いてもらうものです。「バター戦争」は、「バターを塗った面を上にして食べるか、下にして食べるか」により戦争まで発展していく紙芝居です。3年生、よく授業に取り組んでくれました。あと3日ですね。
3年生から、授業を終えて一人一人からお手紙をいただきました。とっても嬉しかったです。一人の生徒の感想です。
「ハンドサインでは、発言がしやすくなりとっても楽しかったです。日常ではあまり気にならない「女性専用車」や「レディースデイ」などがどうしてあるのかを深く考えることができました。また、バター戦争では、あの壁は国境ということに気が付きました。私たち日本人は簡単に「平和」になりたいと言いますが、世界には平和だと困る人がいることにも目を向けることができました。私もできるのなら平和にしたいけど、とても難しいことと知りました。この授業がなかったら「平和」についてよく知れていなかったかもしれません。」