8年前の今日、東日本大震災が起こりました。
2011年3月11日、午後2時46分。揺れる大地と、荒れ狂う波が、かけがえのない命を奪い、大切な家族を奪い、暖かな団欒(だんらん)を奪い、友や恋人を奪い、糧(かて)であった仕事を奪い、明日への希望を奪い、笑顔を奪い、すべてを奪い去っていきました。死者、行方不明者2万1千人を超える尊い命が失われてしまいました。今もなお、不自由な避難生活を送っておられる方もいます。亡くなられた方の中には皆さんと同じく、卒業を前にした中学生もいたでしょう。一瞬のうちに、親、兄弟を亡くした中学生の方もいたでしょう。犠牲になれらた方々はどんなに無念だったかと思います。東日本大震災はいつまでも忘れ去らないでください。本校でも、本日は半旗を掲揚し哀悼の意を表しました。
震災から1年後、釜石市の市民グループなどが復旧を支援しようと特別切符を作りました。それが、「釜石から 復興未来ゆき」という切符です。有効期限は、「諦めない限り有効」 と書かれています。諦めたらそこでおしまい。諦めなければ、 その先には必ず未来が待っている。何とも希望に満ちた言葉ですね。1万枚以上が販売されたそうです。