1年生が、総合的な学習の時間に高齢者疑似体験セットを利用して福祉体験学習を行いました。
行田市社会福祉協議会の協力で高齢者疑似体験セットを借用することができ、生徒全員が疑似体験セットを装着して80歳相応の身体状況を体感しました。
生徒たちは、四肢に重りやサポーターを装着することで体の動きにくさを知り、ゴーグルを付けることで周りがよく見えない不自由さを味わいました。
セット装着直後は「ちょっと重いけど大丈夫」と気丈に答えていた生徒も、時間とともに疲労がたまり体の動きも緩慢になってきました。
どの生徒も、疑似体験セットを外す時には高齢者の方々が感じている辛さを少し理解しているようでした。
今回の授業は、高齢者の問題を頭で理解するだけでなく、体で体感するとても良い機会となりました。